Saruwaka Footwear College

 

Saruwaka Footwear Collegeは、日本の靴産業の中心・浅草にある、ギルドが運営する手製靴の学校です。
Guild of master craftsmenの称号を得た山口千尋をはじめ、現役のデザイナーや技術者が講師陣として直接指導にあたっています。
手製靴の作り方を、基礎からBespoke shoes makingの知識・技術にいたるまで2年間かけてじっくり学ぶ「本科コース」と、手製靴の「底付け」という工程を短期間で体験できる「メイキング体験コース」の2コースからお選びいただけます。
 
 

NEWS

卒業生の声 

2017年度卒業生 安藤文也さん
「World Championships in Shoemakingを終えて」 

 

サルワカ・フットウェア・カレッジを卒業後一年間、ゆっくりではありますが靴の制作をしていました。職人を志すには高い完成度を保ちつつも一定の制作スピードが必要であると思っていますが、現段階では靴とじっくり向き合い、依頼してくださったお客様の理想の靴、そして自分の思い描く完成形がどの様なものなのかを確認する必要があると感じました。
そうして日々靴作りをしている折、ロンドンで開催される「Super Trunk Show 2018」にて「World Championships in Shoemaking」が行われる事を知り、世界で自分の感覚や技術がどう見られるのかを知る良い機会だと思い出品を決めました。出品物は黒のプレーントゥオックスフォードのみとされ素材や底付けの仕様など細かく指定がありました。
制作ではどの工程でもまず理想とする線をしっかり頭で描いてから手を動かす様にしています。そうする事で手が迷う事を防げます。材料の殆どは[革]という天然物であり、作る度に状況は異なるので、作りながらよく考え、最善の選択をしていく、ということがとても大切だと感じています。
今回のコンテストの結果は5位という順位をいただきました。結果発表の際、世界各国の出品者の方々の靴も拝見させていただき、オックスフォードのスタイルの広さに感激し、とても刺激を受けました。ドレスシューズとはどの様な佇まいなのか、とても奥深く、永遠の課題ではありますが今回のコンテストを機に少しだけでもその偉大なテーマに歩み寄れたなら嬉しいです。
最後になりますが、靴づくりの技術はかけがえのないものです。 技術があるからこそ良いアイディアも浮かぶと思います。その技術はサルワカの先生方やお世話になっている先輩方から教わり、そして靴づくりを発展させてきた先人達の知恵があったからこそ今の私があります。その事に日々感謝しながら靴づくりを続けています。